食日記
2005/10/25 00:53
金曜の夕餉
 鍋の残りにかつおの出汁汁を追加、おでん種を放り込む。秋から冬は鍋が簡単でいいのだけれど、毎夜それで続けてしまいがちなのが難点。。。

 春霞 特別本醸造美山錦 冷やおろし
 この蔵は何を飲んでもハズレがない。

土曜の夕餉
 湯豆腐+れんこんのきんぴら+アイナメとカワハギの刺身+あら汁

 バックス@さいたま藝劇帰りに寄った東武百貨店に入っている北○水産で不愉快な目に遭う。ここに値下げ品カワハギがあったので連れが店員に下ごしらえを頼むと、「はあ?(ここで隣の店員とぼそぼそやる)皮2枚剥ぐので時間かかるの知ってんすか。(溜息してから隣の店員に)オレやりますよ、しょうがないから。(こちらを向き)15分は最低でも見て貰わないと困りますね。(超メンドくさげに)どうします?」
 ナメてんのかこのガキャ。カワハギ1匹下ろすのに15分もかかるようなら魚屋やめろや。「はあ? やる気ねーならいいわ」と吐き捨ててその場を離れるが、こいつ、その後も先輩社員(?)と世間話に花咲かせ、2人だけ忙しい店内で全く仕事していない。もう二度とこの○辰水産に行くことはないな。
 アタマ来て東武を見捨て西武に行くと、小降りのアイナメとカワハギ発見。兄ちゃんに下処理頼むとさっさとやってくれる。しかも応対ナイス。西武にはいくつか魚屋入っているから競争精神が働くのかな。地下は圧倒的に東武贔屓だったのだけれど、この日を境に鞍替え。魚屋がアレじゃ行く気なくなるわい。

日曜の夕餉
 サンマの塩焼+あら汁
 あんまし食欲がないので残りの味噌汁でサンマ食って終わり。

月曜の夕餉
 水餃子(鶏ガラスープ+えのき+白菜+椎茸)
 ヤバい手抜きに慣れてきた、と思いつつ、水餃子のみ。明日はマトモに作ろう。。。

ショパコン総括

 ショパコンの顛末は、遂にこのコンクールもここまで来たか、としか言いようがないですなあ。浜松でコブリンの頭抑え込んでブレハッチと並べた時点で怪しさ炸裂でしたが、それがバーターの伏線だったんじゃないの、なんて邪推をしたくなるほど。とはいえブレハッチは地味なので、スター性というよくわからない要素をヒジョーに重んじる中村さん、恐らくは彼女の好みのアーティストではないでしょうが。
 おまけにドン・ドン兄弟が揃って3位って、んなことすると余計に仲悪くなるだろ。家庭の平和を乱すなよ。審査員はドン=ヒョクをどうするか、エリザベート以上に悩んだのがありありと見えますなあ。それにしてもミジメなのは我が国の演奏家たち。4位のうち山本は特にイム弟にまつわる逡巡の煽りを食ったとも見えますが、それ以外の連中の多くは、、、(以下略)
 しかし我が国の誰かさんと同じくドン=ヒョクも国際コンクール経験豊富なだけに、ここでまたも栄冠を掴み損ねたのは経歴的に大きなマイナスとなっちまうでしょうな。しかしショパンの第3ソナタの録音なぞ既にして掛け値なしに素晴らしいわけで、国際コンクールを制して派手に売り出す博打に走るのはもうやめて、今後は音楽を深めることに専心してほしいもの。ステージパパさんが一発ドカンを諦め、アルゲリッチが目を覚まして止めてくれるのを祈ります。
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食日記
2005/10/21 00:41
○月曜の夕餉
 前日の鍋の残り汁で再び鍋。最後は卵雑炊で〆る。

○火曜の夕餉
 がんもとしめじとほうれん草と壬生菜の煮浸し
 インゲンのアイオリソース+豆乳豆腐
 アジの塩焼+ナメコの味噌汁+じゃこ飯
 
 風邪気味、しかも咳がゴホゴホゲハゲハ。本来読響のツェムリンスキー「夢見るゲルゲ」@サントリーに行く予定だったのだけれど、これでは無理じゃ、と諦める。鼻水ダラダラを止めるべく、恥も外聞もなく鼻にティッシュを詰め込んで聴いたことくらいなら再々あるのだけれど、咳は打つ手ナシ。
 しゃあないコンロン盤でも聴くか、と思ったのだけれど出てこない。CD棚のSより下は、引っ越しの時に失敗して以来、未だにぐちゃぐちゃなんだよなあ。うーむ樹海に埋もれたようだ。代わりにオケ付き歌曲集を引っ張り出して聞き出すと、ネコが怯えてあたりを見回し、挙げ句本棚の隙間に潜り込む。ブラームスの歌曲集を聴いていたときも同様に逃げ出したのだけれど、人の声が苦手の様子。その割にマーラー4番の第4楽章なぞ平気で聴いていたんだが、、、。
 しかしこういうヨレヨレ状態だからこそ飯はちゃんと食おう、ということで近所の自然食品屋には出かける。がんもがあったので、家の残り野菜を一気に片づける煮浸しに投入することにする。また原木栽培のナメコ(これが椎茸並にデカい)があったので早速味噌汁に。これはウマい。腹一杯になって風呂でさんざん暖まり、布団をどっさり掛けて爆睡したら、翌朝はスッキリ。

 酒
 大雪渓(長野県北安曇郡) 秋を味わう純米酒
 いわゆる冷やおろし。上品な酒を作る蔵で、これもキレイな酒ではあるのだが、これだけ飲んでいると、もう少し野趣というかパンチが欲しい気もして来そうではあるが、少々消耗しているということもあり丁度良かった。飲みの中盤で飲むとよさげ。

○水曜の夕餉
 春菊とルッコラのサラダ+ムサカ
 酒
 シュヴァルツ・カッツのゼクト

 爆睡して風邪は抜けた。暇なら行こうと思っていたフィンランド放送響だけれど、仕事が押しているのでこれも見送ることにする。当日券狙いだったので実害はナシなのが幸い。
 野菜の整理は終わったと思っていたのだけれど、冷蔵庫の底から死にかけのルッコラを発掘したので、鍋の残りの春菊とともにサラダに。バルサミコにEXヴァージンオイル、白醤油にすり下ろしたタマネギとニンニクを混ぜたお手軽ドレッシングをまわしかけ、上からパルミジャーノを散らす。
 もう一皿はナスとジャガイモのラザーニャとも言うべきギリシャの郷土料理・ムサカにする。薄切りにして揚げ焼きにしたジャガイモ、ミートソース、これも薄切りでソテーしたナス、ベシャメルソースの順で交互に4層積む。ペコリーノ・ロマーノとチェダーをガリガリ削ってオーヴンに放り込み、200度くらいで30分ほど焼き、仕上げに今一度チーズ削って出来上がり。書くと面倒だけれど、作ってみると大したことない料理。
 本来このあとスパゲッティを食べるつもりだったのだけれど、予想以上に腹が膨れたので、まあいいや、とここで終了。

○木曜の夕餉
 鶏鍋
 鶏ガラスープを取り、鶏、水菜に肉のハナマサの爆安キノコを盛大に放り込む。なんせ小脇に抱えるほどの椎茸の大袋が300円。アホらしくて普通の店では買えないなあ。

 酒
 四季桜 純米吟醸今井昌平
 うまい酒だが、、、普通の四季桜シリーズのが好きかも。

 ネコが益々懐いて来たのはうれしいのだけれど、仕事中に膝に飛び乗ってきて、しかもパソコン叩いている指先を敵と認識、攻撃モードに入るのが難点であります。放っておくとキーボードの上を歩き、意味不明文字列をガスガス叩き込んでくれる。パワーキーなんか踏まれた日には悲惨だなあ。。。
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じゃれじゃれにゃんこ
2005/10/16 21:45
 霧雨が降っていた月曜の夜、2週間前に近くで見かけたことがある野良猫が、住んでいるマンションと隣の建物との隙間でにゃあにゃあ鳴いていた。おお、お前か、とばかりに手を差し入れると逃げるのだけれど、こちらを向いていつまでも鳴いている。そんなこんなで通行人の白い目もなんのその、50分ほど雨の中でなだめすかしたあげく手元に引き寄せることに成功し、そのまま拉致。野良猫と遊んだことのある人ならおわかりだろうが、餌付けせずにここまで行くのは非常に珍しい。捨て猫経由だったのかな。

 それからの1週間というもの、自分のメシよりコイツの面倒で暮れました。最初の数日は不安がってか夜中に派手に鳴くものだから、頻繁に起こされヒドい睡眠不足に。しかし今では夜鳴きすることもなく、ベッドの下に見つけたお気に入りの場所で朝までぐっすり、もう数ヶ月も前からここにいる、という顔をしている。このあたりの切り替えの早さは、さすがネコだなあ。

 まだ6ヶ月くらいなのでとにかく元気元気、あちこち探検して走り回るし、オモチャへの食い付きもなかなかいい。特に先端に鈴が付き、リボンと房とがついた猫じゃらしは大のお気に入り。こいつを鼻先でさんざん動かすと当然捕まえようと暴れるわけですが、ある時点まで来るとサッと身をかわし、物陰に隠れてその動きをこっそり見つめる。獲物を仕留めるタイミング計ってるわけです。そしてしばらく様子を窺った後、動きが緩慢になったところを狙い澄まし、ケツをぷりぷりさせて勢いよくダッシュ! ここでこちらもタイミングよく猫じゃらしを跳ね上げると見事にジャンプ。いやー、これがよく跳ぶ。昔ウチに遊びに来ていたデブ猫なんか伸び上がるだけだったけれど、コイツは助走を派手につければ1メートル軽く跳びます。なかなか反射神経もよろしい。お蔭で手を引っ掻かれました。。。

 しかし椅子の背に頭から突っ込もうがスピーカーの角に思いっきり体打ち付けようがいつまでもへこたれない。平気で1時間くらいは遊びます。こちらが疲れて猫じゃらしをテーブルの上に置くと、アレどこ行った、と探し回ったあとでテーブルに飛び乗って本の下から探し出し、まだ遊べとばかりにアタック開始。おネコ様、体力持たねえでがす。

 さりとてこれ以上に食い付くおもちゃは他になく、この有り余る子猫パワーの無聊を慰めてくれるオモチャはないかなあ、と捜していたら、妙なものを発見してしまった。その名も「じゃれじゃれにゃんこの大作戦!」。スゴいネーミングだ。しかも文字が、スパイ大作戦とタイムボカンを足して二で割ったような(笑) 

 しかしこの間抜けでチープなツラや格好で侮ってはいけなさそう。以下サイトのムービー見て下さい。余りのネコの必死ぶりに、ぼかあ笑い転げてしまいました。コレ欲しい! 是非欲しい!!(ただしこのムービー、ナレーションは面白みを消すしょーもないもの。よって無音のが断然笑えます)

 2匹で400円もした、振るとカラカラ音のするネズミの外皮を1日で剥ぎ取ってしまうほど元気一杯なコイツの場合、「じゃれじゃれ〜」も引きずりまわして破壊しそうなのが怖いところではあるけれど、ヤフオクで安く買えるしねえ、などと既に買う気満々の飼い主なのでありました。

商品HP
http://www.takaratoys.co.jp/jyare-nyanko/index.html

テーマ:ねこ大好き - ジャンル:ペット

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食日記(手抜きバージョン)
2005/10/16 21:44
月曜・火曜の夕餉
 三代豆鍋
美味しんぼのレシピ本に出ていたのを参考にする。
まず豆乳を土鍋に注ぎ、極弱火で熱し、しばし引き上げ湯葉を生醤油で愉しむ。その後豆乳とほぼ同量の昆布出汁を投入、生湯葉(ちと硬めのもの)と絹ごし豆腐、キノコ類を煮て喰う。
翌日はこの残りに豚肉を入れて豆乳鍋に化けさせ、残っていた炊き込みご飯と里芋で終わり。
水曜の夕餉
 茹で野菜(白菜+水菜+もやし)+アサリの酒蒸し
 アジの開き+お麩の味噌汁
木曜の夕餉
 寝不足が続いて食欲ゼロ。釜揚げうどんで誤魔化す。
金曜の夕餉
 水タコの刺身+サンマの叩き+水菜のおひたし葛餡かけ+卵豆腐
 サンマの塩焼き
土曜の夕餉
 新宿の中華屋にて蒸し餃子数点+芝海老と銀杏の炒め+五目野菜炒め
日曜の夕餉
 寒いので牛しゃぶ。牛は数週間ぶりだ。。。
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食日記+PO雑感
2005/10/10 03:27
昨日の夕餉
 ホウボウと生タコの刺身+伏見唐辛子と帆立の煮浸し
 白米+ホウボウのアラ汁
 閉店間際でホウボウ叩き売り、これ幸いと買ってきて3枚に卸し、身は刺身、アラはウロコをひいて剥いだ皮すら残さず昆布出汁に放り込み、灰汁取ってから味噌汁にする。これウマー。タコも安売り品、吸盤は湯通しして、皮剥いだ身はそぎ切りして刺身で食う。買い物は雨の日の夜だなあ。
 伏見唐辛子は前日会った人の京都土産。ただ焼いて食うのもつまらんので、冷凍帆立を出汁に放り込み、味醂と白たまりで軽く煮る。これは一度焼いて香ばしさを出した方が旨かったかも。

本日の夕餉
 なめろう+里芋と豚バラ肉のゴマ味噌煮+風呂吹き大根
 鶏肉としめじ、ごぼうの炊き込みご飯+昨日のアラ汁の残り
 神亀・純米冷やおろし+琵琶の長寿・純米吟醸

 なめろうはアジ(やイワシ)をネギや生姜、大葉に味噌なぞと合わせ、粘りが出るまで叩きまくった房総の漁師料理。
 里芋は軽く下ゆでしてから練りゴマに味噌を合わせた汁に放り込んで煮る。これだけだと寂しいので、残っていた冷凍バラ肉もついでに投げ込み、万能ネギをどっさり盛って、山椒かけて食す。
 神亀(埼玉)は嘗て好きだった酒なのだが、琵琶の長寿ともども力強さがなくて妙に軽く、バランスはいいのだが、スケール感を感じない小粒な印象。ちなみに琵琶〜は無農薬を謳っているが、そもそも農薬ってのは米糠にたまるわけで、米を盛大に削ってつくる日本酒の場合、あんまし関係ないと聞く。まあ無農薬に越したことはないのだけれど。

・・・・・・・・・・
 さてプレーオフである。一介のライオンズファンとしては、今年はAクラスの記録が途切れなかっただけで御の字、この勝率だというのにマリーンズにまだ遊んで頂けるオマケよありがとう、という程度だったとはいえ、しかしこういう負け方は、さすがに納得いかんなあ。来期へ向けての光明なりとも見せてくれれば、と思っていたのに、今期ライオンズを苦しめてきた3つの要素が、これほどあからさまに露呈してしまうとは。
 好機に畳みかけられない打線は湿りっぱなし、そして中島に石井はじめ、ザル揃いで投手の足を引っ張りまくる内野守備陣。一方の相手方は、ショートの西岡と小坂、サードの今江が好守を連発して投手を盛り立てるんだから、引き立て役もいいところ。これほどミジメなことはない。この救えない状況に、よせばいいのに更にトドメを刺す、理解不能の伊東采配と来たもんだ。
 シーズンの縮図とも言うべき無惨さで、今の実力を骨の髄まで思い知らされる終戦に。こんな状態で更にどちらも穴が埋まる筈のない松坂と豊田が抜けでもしたら、確実に暗黒時代突入だよ。。。引き抜くのはやめてくれ>MLB&巨人
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ショパコン観戦記
2005/10/08 02:32
5日深夜
Aleksandra Mozgiel
ノクターン13、エチュードop.10-12,2、幻想曲など
とにかく平板。どの曲弾いても同じ。音は硬く、パレットは驚異的に乏しい。テンポはテンポで耐え難いほどたるい。テクニックがお粗末で、鍵盤を押すことに汲々としているせいもあるだろうけれど、ピアノ弾くの楽しいですかアナタ、と問いたくなる。論外。

Marko Mustonen
幻想曲、ノクターン5、エチュードop25-5,11、スケルツォ4など
ムストネンてのはフィンランドには多い名前なんかなあ。テクニックは前に較べればあるが、粒が揃わない。ただ音楽にはちゃんと血が通っており、指の体操ではなく音楽をやろうという姿勢に好感が持てる。ノクターンやエチュードで優しく際立たせるスタッカートと伸びやかなフレージング、絶妙のヘタウマさ。
ただし問題もある。スケールで音が一様にならないテクニックの瑕疵が音色に揺らぎを生み、結果として偶然生まれた和声感が味となって音響的立体感を生み出している。つまり、響きに対して明晰な意識を張り巡らせた結果詩情を生みだした、というわけではなく、そこそこよさげなアウトプットは偶然の産物という印象が残るのだ。かつ音楽への切り込み方が一様に軽く、確かに楽しくもあるけれど一面的に過ぎることもあり、聴いているうちに段々と飽きてくる。
有り体に言って技巧が飛躍的に向上しないかぎり活躍出来そうにないが、こういう良くも悪くも吟遊詩人的才能ってのはそう身に付くものではないわけで、味ある中堅演奏家に化ける可能性はあるかも。

7日深夜
Yeol Eum Son(ソン・ヨルン)
エチュードop.10-1,7、ノクターン8、バラード2、子犬のワルツ、エチュードop.10-5,8,12、op.25-1,5,6,7,9,11
日本にも最近よく来てる彼女、指回りは敏捷だが、メカニックがあまり整っていない。それにしても屈指の難曲10-1から始めるのはかなりの冒険であり、圧倒的テクでも持っていない限りアブナイ。恐らく自信をもって選んだのだろうし、派手に弾きまくるが、これはやや空回りかな。ノクターンでは少々音色のパレットがあることを示すが、今度は表情づけがくどい。バラード2はプレストで炸裂することを見越してか、アンダンティーノが無表情。この人は派手な楽想が本当に大好きのようだ。そのわりに突っ走っていいコーダに妙なタメがあり、タラタラして爽快感が出てこない。どーしてそーなる?
フォルテやフォルティシモがヒステリックな響きになるのはピアノのせいか、それとも無駄に動かしまくる上体のせいでタッチが安定しないせいなのか。ではピアノやピアニシモはいいのかというと、エオリアン・ハープなんかヒドいんだよなあ。
しかし彼女がスゴいのは選曲。後半は革命に3度に蝶々を経由して木枯らしで締める、エチュードオンパレードなんだもの。わははは。もう笑うしかねーな。ここまでバランス無視のこだわり選曲は潔い。こういうゲージを振り切ってしまったバカさ加減、自分は大好きである(笑)
大きな規模の曲をヴィジョンを持って構築することは今のところ苦手と見えるので、さてどこまで行けるかな、という感じだけど。

菅野雅紀
スケルツォ1、ノクターン8
恐ろしい速さで始まるスケルツォ。しかし勢いだけでひどく雑。この曲で始めればそりゃ走ってしまうかもねえ、とは思いつつ論外の演奏であることに変わりなし。いやいや、最初だし緊張してるんだ、もうすこしだけ我慢我慢、、、と思ったら次のノクターンで終わってしまった。どういうこと??
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食日記
2005/10/08 02:25
6日の夕餉
睡眠2時間が効いた。面倒なんで数週間ぶりに夕食を外食にしちまうことに決め、最近ハマり気味の、徒歩圏内で最も勢いのある蕎麦屋N庵へ向かう。場所は池波正太郎が大好きだったホットケーキの裏手。
それにしても肴安すぎ。煮豆腐、牛肉と大根のバーボン煮、イカ丸干しに蕎麦掻きなど、500円超えるツマミがほとんどない。ここは懐かしの啄木亭か?! 酒だって特別純米クラスですら600円前後という良心的価格。國香(こっこう)に小夜衣(さよごろも)あたり旨いなあ。
ところで二種盛といえば普通は芥子や柚子の変わり蕎麦との合盛が普通だけど、ここは蕎麦の産地で打ち分けて、1枚ずつ出てくる(ここのところは福井&山形)。蕎麦はもりのみで種物一切ナシ。こだわりだけど妙に軽いノリの兄貴に乾杯。

7日の夕餉
ちと面倒な会食のため、仕事も終わってないのに池袋のとある割烹へ。10年ぶりだけど、舌が肥えたのか、旨いこた旨いが、嘗てほどの感興を呼び起こさない平凡な料理に思える。前回行った時に酒があまり良くなかった記憶がある(今から考えばヤコマン臭かな)ので、奮発した上喜元の純米大吟醸を持ち込む。
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日記+ショパコン観戦記
2005/10/05 23:25
今日(と明日)の酒
 上喜元特別本醸造・出羽燦々+出羽燦々の樽酒
  同じ酒を樽酒と較べてみる。味の基本線は当然同じだけれど、木香が
  立つだけで随分と違う印象。酵母を変えたということだが、酸が抑えられて
  飲み口は爽やかだがコクもある、飲み応えある酒だ。
今日の夕餉
 煮浸し+パセリのウィンナー(ぐんらく腸詰屋)
 地鶏網焼き柚子胡椒風味+ゴーヤチャンプルー
  残り物一掃計画第1弾で冷凍庫とチルド室の食材を一掃。ゴーヤ喰うのも
  今年は今日が最後だろうなあ。しかし最近仕入れたフィファチという
  沖縄の香辛料は、炒め物になかなか使える。

ショパコン観戦記〜イム・ドン=ヒョク編

大抵の人はさしたる興味もないであろうショパン・コンクールは現在その第1次予選中で、貧弱な画質&音質ながらネットで演奏を聴けたりする。前回アジアのユンディだし、今回はどーせ地元ポーランドのブレハッチかジェヴィツキあたりじゃねーの、などと醒めている自分も情報収集兼ねて見てるのだけれど、これが画質は粗いし肝心の音もイマイチ。おまけに生なので日本時間深夜放送。絵はいらないからルガーノ・フェス並の音質でアーカイヴ化して配信してほしいんだけれど。
で、昨夜遅く風呂上がりにそこにつないだら、丁度有力候補の一人、韓国のイム・ドン=ヒョクの演奏がはじまろうとしているところで、アタマを自然乾燥させつつ見始める。曲目はノクターン8、スケルツォ2、前奏曲13-18、ワルツop.34-3、エチュードop.10-2に1、バラード1(今思い出して書いているので、曲目・順番に自信ナシ)
彼に限ったことではないけれど、既にプロとして活躍するフィールドを与えられているというのにまだ看板を欲しがるコレクター連中の批判精神のなさにはゲンナリするものの、さすがにドン=ヒョク、モノが違う。テクニックは極めて高いレベルで安定しており、タッチもまた整えられているために響きが熟成している。スケルツォの盛り上げ方や、前奏曲16番のスケールを軸にしたギャロップに、半音階とアルペッジョのエチュードでの拷問パッセージを軽やかな快速テンポで突き進む破竹の勢いは目覚ましい。そのスピード感のせいで音にムラが出るようなこともなく、鮮やかなソノリティから軽さが消えない。う〜む巧いな、やはり。思いっきり指が滑ってしまったフレーズもあったけれど、それに気取られることなく破綻なくまとめてゆくあたり、豊富な経験に裏打ちされた度胸のよさも感じさせる。
ただし歌い回しは時にかなり粘っこく、ノクターンやバラードなんかではモロに出ていたのは問題かも。特にバラードでは厚化粧なあざとい歌い口が前面に出て、聴いている方としては、巧いことは巧いと思いつつ白けてしまう。まあしかし、順調に行けば彼も本命の一人だろうなあ、普通に。
ちなみに予備予選を通過したうち、すでにコンクール荒らしとして有名なコンテスタントは、前記ポーランドの2人、エリザベートでドン=ヒョクを抑えて2位となったシェン、ドン=ヒョクの兄ドン=ミン、そのライバルであるロシアのアミロフ、大崎結真あたり。松本和将と須藤梨菜、イタリアのアンダローロあたりはなんと予備予選で撃沈。なんぞやらかしたかな?

ショパンコンクール・ライヴ(クリックするとWindows media playerが開きます)
http://212.191.227.113/EventService/GetURLForEvent.aspx?PlatformID=ASX&EventID=Chopin
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夕餉+アンスネス+サイン話
2005/10/04 22:44
今日の夕餉(酒は前日と同じ)
カワハギ刺身肝醤油+小松菜と油揚の煮浸し+冷奴
豚生姜焼+ワカメの味噌汁
カワハギづいてるなあここんとこ。やっぱ刺身は自分でおろすに限る。
ついでにアンスネス公演曲目の覚え書き。

9月16日 サントリーホール
 ラフマニノフ  ピアノ協奏曲第2番
 (アンコール)
 リスト     即興的ワルツS213
 ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
 ミハイル・プレトニョフ=東フィル

9月24日 サントリーホール
 モーツァルト  ピアノ四重奏第1番K.478
 ドホナーニ   弦楽三重奏のためのセレナードop.10
 シューマン   ピアノ五重奏op.44
  フェスティバル・ソロイスツ 

アンスネスは相変わらずよかった。アンスネスはね。。。それにしてもなぜソロ公演がない!! 次回はソロはしご出来るくらい弾いてって頂戴。
ちなみに彼のオフィシャルサイトにオペラシティのサイン会風景がアップされました。自分もとある場所で通算3つめのサインゲット。オフィシャルにあるサイン同様、全て判読可能な文字で書いてくれる彼、ホントまめだなあ。

しかしサインといえば、さいたま藝劇のロビーに貼られていたアンデルジェフスキのサインには大ウケしちまいました。現行のサインは実物がないので、参考までに以下が以前貰ったサインです。これは嘗てのソロデビュー盤(Virginで再発された)のジャケ。
このサインから左上のPを取ったものに近いんだけど、更に姓の最初のAが横に引き延ばされ、その曲線が恐らくKを簡略化した最後の回転へと繋げられる、という案配。つまりうねうねした曲線1本ヒョロロロロー、で最後にクルリ。超やる気ねー(笑)
Anderszewski

アンスネス・オフィシャルページ
http://www.andsnes.com/
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今日の酒+雑感
2005/10/04 00:44
本日(と明日)の酒
 繁桝(福岡県八女市)純米
 純米にしては大人しい、優しい酒。

本日の夕餉
 オクラじゃこ+ワサビ漬け+アワビの塩辛+ソーセージ
 サンマの香草焼+空芯菜の炒め物
安売りサンマの残り物を、ベランダで作ったタイム、バジルにイタリアンパセリで誤魔化して喰う。やっぱ生ハーブは旨い。

ライオンズの1巡目は果たして豪腕辻内投手か、はたまたやはりナニワ四天王の鶴投手かと思っていたら、ぬわんと炭谷銀仁郎捕手ってのには驚きました。打率2割にすら届かない正捕手候補の細川&野田を見ていると、これも致し方ないのかもなあ。捕手から外野手転向がお家芸ではあるけれど、捕手として頑張ってもらいたいところ。それにしても陽遊撃手は可哀想すぎる。ドラフト改悪といい、NPBはロクでもないことしかせんな。。。
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食日記
2005/10/03 02:49
昨日今日の酒
 上喜元特別純米@神田和泉屋
 なかなかいい味に仕上がっており、和食との相性抜群。
 ソース、っつうか甘みとの相性はイマイチか。

昨日の肴
 カワハギの刺身+サンマ叩き+生湯葉+ほうれん草のおひたし
 サンマの塩焼+四万十青海苔の味噌汁
今日の肴
 お好み焼き(山芋+浅葱+蕎麦粉+キャベツ+海老+水タコ+揚げ玉)
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アンデルジェフスキ東京圏公演
2005/10/01 18:55
仕事が山だというのに何をやってるんだろうオレは。。。
というわけで書き込みテスト兼備忘録。

9月23日 さいたま芸術劇場
 バッハ     フランス風序曲BWV831
 シマノフスキ  マスクop.34
         メトープop.29
 ショパン    マズルカop.59
         マズルカop.63
         ポロネーズop.53「英雄」
 (アンコール)
 バッハ     ゴールドベルク変奏曲より第9変奏

9月26日 武蔵野市民文化会館
 バッハ     フランス風序曲BWV831
 シマノフスキ  マスクop.34
 ショパン    マズルカop.59
 バッハ     イギリス組曲第6番
 (アンコール)
 ベートーヴェン バガテルop.126-1

9月27日 紀尾井ホール
 プロは武蔵野と同じ
 (アンコール)
 バッハ     ゴールドベルク変奏曲より第9変奏
 ベートーヴェン バガテルop126-1
 ショパン    マズルカop.63-2
 バッハ     イギリス組曲第6番よりプレリュード

9月29日 ヤマハホール(モンサンジョン+中地義和)
 バッハ     イギリス組曲第6番
 ベートーヴェン バガテルop.126-1

ほとんど追っかけだな。。。さいたまは、シマノフスキは素晴らしかったが、
今から考えればお疲れモード。前日日本着、時差ボケひどそうだったから
致し方ないか。

三鷹と紀尾井は双璧。それにしても紀尾井のピアノの状態がよければ
なあ。彼の恐るべき透明さを誇るピアニシモが、どーにも締まりのない
だらけた音になってしまった。

しかしこのピアノが余りに鳴らないため、ドカンとぶっぱなして
弦まで切ってしまったフレイレの哀れな演奏会と違って、ずば抜けた
適応能力を見せてくれたのは驚き。(ちなみにフレイレの名誉のために
付記しておくと、直後王子ホールでの演奏会は、ちょっとした記憶ミス
程度を除けば文句のつけようのない出来だった)。

最終日はモンサンジョンが目当てだったけれど、ヤマハにゃ合わないな、
この人。面白かったのは、開演前、リハ室での練習が洩れ聞こえてきた
こと。結構ノロノロで、気になったところは何度もさらう。彼を知らぬ
と思しき人たちは、オイオイ大丈夫か、という不安げな表情で袖を
眺めてた。。。

本来後半はモンサンジョン×中地氏によるリヒテル話だったようだ
けれど、こちらにアンデルジェフスキ飛び入り参加。そういう
アクシデントのせいで、中地センセ、ややテンパっておりました。
仏文サイボーグだと思っていた彼のこういう姿を見たのは初めてだ。

彼にグールドについて問われたアンデルジェフスキが、グールドを
envahissant(仏語envahir;「侵略する、侵入する」の現在分詞)と
形容し、「危険な存在なので最近は聴かないようにしている」と
語ったのが実に印象的。なかなか聡明かつ賢明だ。また「ある演奏家
からの影響は、直接のものではなく間接的なものだ」とも。

以下アマゾンのリンクテスト。
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